BOROSILのガラス容器

昔から、食器にしろ何にしろ、シンプルなフォルムに惹かれることが多かったように思います。
食器で言うなら、レリーフや絵付けが凝ったものより、素っ気ないくらいさっぱりとしたデザインが好きでした。

こういうお仕事をするようになって、レストランだったり、他のお料理教室の先生の、自分とはテイストの違う素敵なテーブルを拝見する機会が増えました。
その都度、それぞれにうっとりと引き込まれ、少しでもその憧れの世界に近づきたくて、豪華な飾りのついた食器を買ってみたりもしたのですが、ふと気がつくとやっぱりシンプルなものを手にとっている自分がいます。

今回購入したガラス食器、BOROSIL社VISION GLASSも、そんなシンプルの極みと言えるような製品。

目次

BOROSIL社のガラス

BOROSIL社とは、インドの理化学用ガラスメーカー。
1962年創業で、ムンバイに本社があり、ビーカーやフラスコなどの理化学用ガラス製品や、家庭用耐熱ガラス食器などを製造している老舗なのだそうです。

VISION GLASSは、そのBOROSIL社が30年以上製造販売する耐熱ガラスです。

理化学用ガラスという名の通り、昔理科の実験で使ったことのある「シャーレ」みたい。
シンプルなその形状に一目惚れでした。


VISION GLASSの特徴

このVISION GLASS、なんと直火にかけられるのです。
ビーカーやフラスコと同じタイプのガラスでできているので、耐熱温度350度、耐熱温度差150度。
なのでもちろんオーブンにも入れられます。
熱湯を注いでも大丈夫だし、電子レンジも食洗機もOK。

シンプルなだけに汎用性が高く、スタイリッシュ。
サイズも豊富なので、用途によって選ぶのも楽しそう。
いろいろなシーンで活躍してくれること間違いなしです。

…そう言いながら、まずは簡単なサラダくらいしか思いつかなかったのですが。

ただのサラダもちょっとおしゃれになるでしょう?笑。
これから使い方をあれこれ考えるのが楽しみなガラス器です。

ちなみに…

ちなみに、このガラス器を紹介してくださったのは、ホセ・バラオナ・ビニェスさん。
時々通わせていただいているホセ師匠のスペイン料理教室で、クレマ・カタラナの器として出てきた時に一目惚れしたのです。

クレマ・カタラナには、最後に焼きごてで表面をカラメル状にする工程があるのですが、この器なら焼きごての熱もなんのそのですね。

「これ!どちらのメーカーの食器ですか?!」
と興奮してうかがうと、パッケージを見せてくださいました。

やはりいろいろな所に出かけていくものですね。
家にこもっていてはなかなか新しいものには出会えません。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

この記事をシェアする
目次
閉じる